2019.10.16(水)
かけ算の順序問題
長男の勉強を見ていて、かけ算の順序問題について考えてみました。
「6人乗りのボートが4そうあります。全部で何人乗れるでしょう。」っていう問題があったとして。
式は6×4=24、答え24人となります。
これを、4×6でもOKとするかどうか、ということです。
乗法は交換法則が成り立つから、間違ってはいないよね。
ただ、あたしは手放しで〇とはできないかなぁ。
解答者が、4そうのボートにトランプ配りみたいに1人ずつ乗せて行ったって考えたんだったら、4×6でも〇。
でも、6人のまとまりが4つ、って考えたんだったら、やっぱりそれは6×4だよなぁ。
「答えは一緒だから、どっちでもいいじゃん!」で済ませていったら、式の意味を考えられなくなって、応用がきかなくなるような気がして。
文章題に出て来た数字を組み合わせて、よくわからないけれど適当に立式して答えを出すようにはなってほしくない。(小学校高学年で結構こういう子いました)
一応、数学教育を学んできた身としては、式は言葉と一緒で相手に自分の考えた筋道を伝えるものだと思っているので、ここは大事にしたいところだなぁと思います。
有識者の中でも、ここについては意見の割れるところらしいので・・・どちらが正解とかはないけれど、あたしの個人的なこだわりです
でも、ここで答案は考えた道筋を伝えるものだって認識をもてるかどうかが、中学校での証明問題や高校数学の答案の書き方に繋がってくるんじゃないのかな。
もっとも、今じゃ中学校のテストも記述式になってきてるのかもしれないけれど。
・・・なんてことを、ボーっと考えてみました(笑)
今日は買い物行って勉強して。そんな1日。
あと3日で試験~!
合格ラインギリギリなので、あとは運だなぁ・・・w