2021.7.5(月)
公教育の難しさ
高学年ともなると、中には授業に全然参加しない子も当然出てきます。
話を聞いていないだけならまだマシな方で、机に突っ伏してたり、他の子にちょっかいかけてたり・・・。
今日は教科書に穴を開けてるのを見つけたので「それはだめだよ」と注意しに行ったら、言われてもまだあたしの目の前で続けて穴を開けようとするし
きっとまた目を離したらやるだろうなーと思って、その子の近くで見張っていましたが・・・。
こういう子って、どうやって支援していったらいいんでしょう。
担任の先生も少し手を焼いてる様子だったしなぁ。
このまま放っておくこともできるけれど、それじゃその子のこれから先があまりにもかわいそうな気がして
小学校での学習内容がきちんと理解できていなかったら、中学校行ってからの3年間は苦痛でしかないですもんね。
何もわからないまま進学するよりも、わからないところを1つでも潰して中学校に行った方がいいに決まってます。
何とかしてあげたいけれど、本人の気がない・・・。
去年の休校期間に、「1人10万円もらえるんだからそれで各家庭でタブレット買えるじゃない!」「学校は何でさっさとオンライン授業しないんだ!」みたいな投稿をたくさんネットで見かけて心を痛めていました。
そうやって言ってる人たちは、学ぶ意欲のある上位層の子どもたちしか知らないんだなぁ・・・って。
学校って、いろんな家庭の子がいて、本当にいろんな子がいるんです。
下位層の子も見捨てない、それが公教育だと思っているんですが・・・本当に難しい問題だなぁと思います。
そもそも、担任でもないたまに顔出すくらいのあたしの立場じゃ、信頼関係築くことが難しいから心開いてくれないだろうしなぁ。
1年でどこまで関われるか・・・少しでもいい方向に行くように何とかしてあげたいなぁ。