2021.9.1(水)
現場も混乱
夏休みが終わり、久しぶりの学校勤務。
朝学校に行ってみると、この1週間でほんとにバタバタだったことが机上に積み上げられた配布物の山からわかりました
始業式が延期になり、分散登校になり、行事予定が変更になり・・・
変更のさらに変更、みたいな感じで「どれが最新!?」と訳がわからなくなります
各家庭でもそれぞれパニックだけれども、学校はもっと大混乱。
オンライン授業を取り入れていくということで、登校した子どもたちにオンライン授業の説明と練習をさせていても、回線パンクして映像がうつらないとか。
・・・モノだけ全員に渡しても、半数でさえ全員でつないだら回線パンクとか・・・インフラが弱いってどうなのよ。
GIGAスクール構想とか言って大きなことを掲げるのはいいけれど、それに耐えうるだけの環境を用意できないと活用できないよなぁ・・・と何だか残念な気分でした
先生たちは、仕事が2倍3倍に膨れ上がるので、本当に大変そうです。
半分ずつ交互に登校させるということは、オンラインで授業をする時に教室にいる子と在宅の子の両方に気を配らないといけないし、持ち帰らせるプリントとかは登校した時に事前に渡さないといけないし・・・それを全部担任1人で管理するって、完全なるキャパオーバーだと思います。
小学校なんて、次の日の授業を考えるだけでもいっぱいいっぱいなのになぁ。
そんな中でも頑張ってオンライン授業のやり方を考えてる先生を見て、ほんとにすごいなぁと思いました。
一斉授業を流すだけだったら、予備校と一緒。
学校という場は、人との関わりの中で学んでいくものなので、そこをちゃんと活かさないと意味がないとずっと思っていました。
だから、学校の授業をオンラインでやるのは無理なんじゃないかと。
でも、通常授業と同じように個人追究の時間やグループでの話し合いの時間を取り入れると聞いて、それなら学校のよさを潰さずにオンラインでできる、と何だか嬉しくなりました^^
子どもたちも練習をやっていたら何だかイキイキと楽しそう♪
まぁ、高学年だからできるんですけどf^^;
でも、これでもやっぱりオンライン授業を実りあるものにできるかどうかは、それぞれの子どもの質によるよなぁ、というのが一番の感想です
明後日からのオンライン授業、どうなることでしょう
オンラインどうこうということとは別で、教室に入ってみて感じたこと。
・・・1学級の人数、やっぱりこれくらいが適正なんだと思います(笑)
今日登校してるのは半数なので多くても20人。
これなら、一人ひとりに目が行き届きます。
教室の広さも、これくらいがちょうどいいんじゃない?
仮に休校になったとしても、20人くらいならオンライン授業もやりやすいだろうし。
担任1人できめ細かい指導ができるのは、これが限界じゃないでしょうか。
よく政治家が少人数学級にするって公約掲げてたりするけれど、35人学級とか30人学級とかじゃ全然足りませんよ。
でも効率主義が行き過ぎた今の日本じゃ、そんなの世間が許さないのかもしれませんね